パーキンソン病の基礎知識 管理人よりご挨拶

私がパーキンソン病と言う病名を知ったのは小学3年生の頃でした。親戚のおじさんの家に遊びに行った時に、おじさんの手がプルプルと小刻みに震えていたのを今でも覚えています。今、全国には10万以上言われるパーキンソン病患者がいます。それは人口1,000人に約1人の割合です。パーキンソン病は50歳、60歳で発病することが多く、まれに40歳でも発病することもあります。最近の研究では年齢の若い段階で発病した人の中には遺伝子の異常があることが分かってきています。現在の医療ではパーキンソン病に完全に効く方法は残念ながらまだできておりませんが、パーキンソン病への理解を深め、正しい対処をすることで1人でも多くの方がパーキンソン病から救われる日が来ることを願っております。

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パーキンソン病関連ニュース

2012.1月21日 パーキンソン病治療にES細胞が効果 京大、サルで確認

京都大は21日、ヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)からつくった神経細胞をパーキンソン病に似せたサルの脳に移植し、治療効果を確かめたと発表した。同様の効果はネズミでは確認されているが、霊長類では初めてという。  今後、人の患者のiPS細胞からつくった神経細胞でも同様にサルで効果を確かめ、2015年度にも実際の患者で臨床試験を始めたいとしている。  

京大再生医科学研究所の高橋淳准教授らは、パーキンソン病で減ってしまう神経細胞をES細胞からつくり、薬物で人為的にパーキンソン病の症状を起こさせたカニクイザル4匹に移植した。  当初はほとんど歩けない状態だったのが、徐々に改善。5カ月目ごろから歩き回れるようになり、その状態が12カ月目まで続いた。同様の治療効果は、iPS細胞を使っても期待できるという。成果は米専門誌ステムセルズ電子版で発表した。(鍛治信太郎)【朝日新聞より】

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2011.12月23日 家族性パーキンソン病 発症関与の遺伝子発見

国立病院機構徳島病院(吉野川市鴨島町敷地)の研究チームが、神経の難病「家族性パーキンソン病」の発症に関わる新たな遺伝子を発見した。同病は遺伝子「パーキン」の異常に伴う細胞内のミトコンドリアの機能低下が引き金となって発症する。新たな遺伝子はパーキンをミトコンドリアの中に運ぶ役割を担っており、病態の解明や新薬開発の手掛かりになりそうだ。

 研究チームは、徳島病院臨床研究部の三ツ井貴夫部長と牧由紀子研究員が中心。徳島大学や京都大学、広島大学とも共同研究した。年明けの英医学誌「ヒューマン・モレキュラー・ジェネティクス」に論文が掲載される。

 パーキンにはミトコンドリアの中に移行する遺伝子情報がないことに、研究チームは着目。ミトコンドリアにパーキンを誘導している別の遺伝子があると考え、10万~100万種類の中から新たな遺伝子を突き止めた。この遺伝子は「Klokin(クロキン)1」と名付けられた。

 正常なパーキンは、ミトコンドリアの中に入って機能を活発にする働きがあることが提唱されており、クロキン1の発見でそのメカニズムが明らかになった。

 家族性パーキンソン病は、このパーキンが異常な場合に起こるミトコンドリアの機能低下で、神経伝達物質のドーパミンをつくる神経細胞が影響を受け、脳内でドーパミンが不足して発症する。

 クロキン1は、マウスによる実験で正常なパーキンに代わってミトコンドリアの機能を活性化させ、家族性パーキンソン病を発症させないことも分かった。人間ではクロキン1が正常なパーキンに代わる作用はみられないが、これを促す薬が開発されれば、新たな治療法になる可能性があるという。
【徳島新聞より】

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2011.12月22日
 電気刺激でパーキンソン病に効果 腰曲がり改善と発表

産業医科大(北九州市)は22日、脊髄に直接、微弱な電気刺激を加えることで、パーキンソン病患者に多く見られる腰が極端に曲がる症状を改善する効果が確認できたとの研究結果を発表した。産業医科大の魚住武則医師(神経内科)によると、外科手術で皮下に電気コードを埋め込み、脊髄に微弱な刺激を加える治療法で、従来は腰痛緩和の目的で行っている。

 昨年秋以降、腰曲がりの強いパーキンソン病患者13人に臨床試験をした結果、腰痛緩和に加え、大きな姿勢改善効果が全員に確認されたという。パーキンソン病は脳内神経伝達物質の一種ドーパミンの減少により、筋肉のこわばりなどの症状が出る難病。【共同通信より】

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パーキンソン病とは? パーキンソン病(ぱーきんそんびょう Parkinsons disease)とは、脳内物質の一種であるドーパミンが正常に働くなり、分泌量が少なくなることでおこる神経変性疾患の一つです。ドーパミンの分泌量が多少減っている状態をパーキンソン病と似たような症状を起こす症例として、パーキンソン症候群といいます。発症する年齢は高齢になるほど発症率、ならびに有病率は増加し40歳~60歳が最も多くなります。40歳以下で発症した場合を若年性パーキンソン病と呼びます。日本では約1,000人に1人、欧米では1,000人に3人と欧米人の方がパーキンソンの有病率は高いといわれています。人種や地域によりパーキンソン病の有病率が高まるかどうかは不明です。続きはコチラ

パーキンソン病の治療方法

ドーパミン補充療法
ドーパミンの元となるレボドバを投与する方法があります。ドーパミンを直接投与できない理由としては、ドーパーミン自体は脳にある血液脳関門を通過できない為です。血液脳関門とは、脳に外からの危険な物質が入り込まないようにしている脳を守っている機能で、ドーパミンはその関門で引っかかってしまう特性を持っているからです。現在は初期治療段階では、ドーパミン受容体作動薬から投与することで、少しでもレボドパの内服開始時期を遅らせる治療法が一般的となっています。L-ドーパやドーパミンアゴニストの投与によりまれに嘔吐の副作用が出る場合がありますが、これに対する制吐剤には、パーキンソニズムを悪化させるものが多いので気をつける必要があります。続きはコチラ

パーキンソン病の原因

パーキンソン病になる根本的な原因として一番に上げられるのは、脳内物質の一種であるドーパミンが正常に働くなり、分泌量が少なくなるか、まったく分泌されない事ことで起こります。そのほかに誘発性のパーキンソン病と呼ばれるものが下記の1~4までです。病因遺伝子によるもの、仮説ではありますが、ミトコンドリア機能障害によりパーキンソン病の原因となると言われています。続きはコチラ


パーキンソン病症候群

パーキンソン病とパーキンソン病症候群とは微妙に違いがあります。原因が分からないことを「特発性」と医学用語では使いますが、特発性にパーキンソン病状が出るのがパーキンソン病です。これに対して、原因がはっきりしているもの。例えば頭部の外部損傷や多発性脳梗塞などの血管障害でもパーキンソン病と同じような症状がでます。このようにパーキンソン病と同じ症状が現れることの総称しパーキンソン症候群といいます。その代表が脳血管性パーキンソニズムと薬剤性パーキンソニズムです。続きはコチラ

ドーパミンとは?

ドーパミンとは交感神経節後線維や副腎髄質に含まれるホルモンの一種で、神経細胞の間の情報通信のために使われる神経伝達物質の1つです。簡単に申し上げると、このドーパミンの分泌が少ない、またはまったく出ない人は、パーキンソン病患者となります。では、パーキンソン病を完治させるにはドーパミンを投与すれば良いのでしょうか?脳には、外部からの毒素が進入するのを防ぐ関門があり、そのおかげで毒素が入り込むのを防いでいるのですが、体に必要であるはずのドーパミンも一緒に関門にシャットアウトされてしまうので、脳内に取り込むことができません。続きはコチラ

セロトニンとは?

セロトニンとは「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」と並んで、人間の体の中での神経伝達物質のひとつです。主にセロトニンが不足すると「うつ病」などの精神疾患になりやすいと言われています。セロトニンの役割は「ノルアドレナリン「ドーパミン」が多量に分泌されるのを防いで、適切な量に調整をし心のバランスを整えてくれます。セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、ちょっとした事でも怒りやすくなったり、逆に気分が沈んで「うつ病」を発症すると言われています。続きはコチラ

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パーキンソン病に関する医学用語