ドーパミンとは?

ドーパミンとは交感神経節後線維や副腎髄質に含まれるホルモンの一種で、神経細胞の間の情報通信のために使われる神経伝達物質の1つです。簡単に申し上げると、このドーパミンの分泌が少ない、またはまったく出ない人は、パーキンソン病患者となります。では、パーキンソン病を完治させるにはドーパミンを投与すれば良いのでしょうか?脳には、外部からの毒素が進入するのを防ぐ関門があり、そのおかげで毒素が入り込むのを防いでいるのですが、体に必要であるはずのドーパミンも一緒に関門にシャットアウトされてしまうので、脳内に取り込むことができません。

その為、ドーパミンの元となるL-ドーパを口から取り込み、胃→小腸→血流→脳という順番をたどり、L-ドーパは脳内でドーパミンに変化し脳内のドーパミン濃度を上げてくれるのです。ドーパミンは一般的にも知られていますが、実はその大元となるのがL-ドーパという事はあまり知られておりません。ドーパミンが不足すると体の運動機能の司令塔のような役割をする線条体に神経伝達物質のドーパミンが十分に届かなくなります。

そうすると、運動を司る筋肉に指令が届かなくなり、手が震えたり、脚が震えたり、歩行が困難になったりなどの運動機能に障害がでてきます。その一例がパーキンソン病なのです。ドーパミン物質は多ければ良いものではなく、人間が生きていく為には適切な分泌量があります。逆に多量にドーパミンンが出ると精神疾患を起こす物質ですので注意が必要です。

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